活字地金彫刻師・清水金之助の本をつくる会



【清水金之助の本刊行基金は3/25〆切です!】

今週の頭、ブックデザイナーの名久井直子さんから内外文字印刷さんに組版指定を送っていただきました。そして今週末からいよいよ、鑽孔テープへの入力と、モノタイプ活字鋳植機での活字鋳造が始まります。現在、モノタイプが稼働しているところはわずか。貴重な機会ですので、メイキングもばっちり記録していくつもりです!

さて、刊行基金は現在、88人の方から142口のご協力をいただいております。ご協力者のお名前は巻末に掲載させていただくため、スケジュールの関係上から3月25日(金)を〆切と設定させていただくことにしました。活版印刷で制作することもあり、おそらく増刷りはできないと思います。もし、この本に興味をお持ちいただけるようでしたら、ぜひご協力いただければ幸いです。まだまだ募集中。どうぞよろしくお願いします!

「清水金之助の本」をつくるため、刊行基金を募集しています! くわしくはこちら。

本の完成は5月中旬〜下旬の予定。
完成後、5月下旬〜6月上旬をめどに、清水金之助さんの実演会を行う予定です。
制作過程はこちらのブログでお知らせするほか、Twitterなどでも随時つぶやいていきますので、制作関係者のツイート(@yukiakari @tsudajunko など)を時々のぞいてみてくださいね。ハッシュタグは #kinnosuke です。
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# by kinnosuke_kai | 2011-03-10 11:25 | お知らせ

活版印刷の見積もりをお願いしに行ってきました。

さて今日は、『デザインのひきだし』の津田さんと一緒に、板橋にある内外文字印刷さんに行ってきました。
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今回の清水金之助さんの本は、口絵以外を活版印刷で刷る計画のため、見積もりをお願いしに行ったのです。ざっくりとしたこちらのイメージとスケジュールをお知らせして打ち合わせをしたあと、工場内を見学させていただきました。
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ずらりと並ぶ活字、圧巻です!
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こちらは母型。活字の型となるものです。写真はベントン彫刻機による彫刻母型なので厳密にいえば違いますが、このような母型をつくるための種字を、清水さんは彫っていたというわけです。内外文字印刷さんには岩田母型さんの母型が入っているので、もしかすると清水さんが彫った種字からつくられた母型もこのなかにあるのかもしれません。
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活字。見入ってしまいますね。

さて、内外文字印刷さんでは、いまや稼動しているところはとても希少という「モノタイプ」が現役で働いています。モノタイプとは活字自動鋳植機のこと。
モノタイプ [Monotype]:自動鋳造植字機。キーボードを操作して鑽孔(さんこう)テープを作り、自動的に母型を選んで活字を一字ずつ鋳造し植字して版を組む機械。(三省堂「大辞林」より)

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そしてこちらが鑽孔テープ。

今回の清水金之助さんの本の本文組みは、モノタイプで行うことになりそう。動いているところをまだ見たことがないので、とても楽しみです!

そうそう、内外文字印刷さんでは、こうした書籍の本文組みだけでなく、はがきや名刺の印刷も受けてくださるそうです! みなさんもぜひ訪ねてみてください。
内外文字印刷

※「清水金之助の本」をつくるため、刊行基金を募集しています! 一口5,000円につき、本を一冊献呈いたします。一般の書店で販売する本ではないので、本の購入を希望される方は、ぜひ刊行基金にご協力いただけると幸いです。くわしくはこちらをご覧ください。ご協力よろしくお願いいたします。
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# by kinnosuke_kai | 2011-02-26 00:29 | 制作日記

清水金之助さん、『Web Designing』に登場!

2月18日に発売された「Web Designing」2011年3月号(毎日コミュニケーションズ刊)に、清水金之助さんが登場しています。89歳にしてウェブデザインの雑誌にデビュー。すごいです! 「ツクルヒト」という、ものづくりに携わる人へのインタビュー連載企画で、雪が記事を書かせていただきました。

こちらのページで下のほうにスクロールしていただくと、清水さんの記事のトビラを見ることができます。

これまでにも何度か、清水さんの記事を雑誌で書かせていただきましたが、多くは直彫師をしていた「かつての清水さん」に焦点を当てたものでした。でも今回の記事では、2004年、四十数年ぶりに直彫りを再開して以降の「いまの清水さん」に焦点を当て、「なぜ清水さんは彫り続けているのか?」について書いています。

撮影は、「清水金之助の本をつくる会」プロジェクトでも写真をお願いした池田晶紀さん。大胆に写真がレイアウトされた誌面が大迫力でかっこいいです。清水さんのきっぷの良さと、種字の美しさもよく伝わってくる素敵な写真がたくさんです。よかったらぜひご覧ください!

* * *

今回、担当編集さんにご配慮いただき、記事の最後に「清水金之助の本をつくる会」についての告知も入れていただきました。サイトからもリンクを張っていただいています。本当にありがたいです。

さて、刊行基金は現在、120口ほど集まりました。まだまだ募集中です。どうぞよろしくお願いします!

「清水金之助の本」をつくるため、刊行基金を募集しています! くわしくはこちら。
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# by kinnosuke_kai | 2011-02-22 07:08 | お知らせ

「清水金之助の本」刊行基金にご協力のお願い

かねてからお知らせしていたとおり、活字地金彫刻師・清水金之助さんの本の刊行にあたり、刊行基金を設立します。今回の本は商業出版ではなく、有志スタッフが発起したプロジェクトです。スタッフが手弁当で集まると同時に「活字地金彫刻師・清水金之助の本」刊行基金を設立し、このプロジェクトを応援してくださる方に少しずつ刊行資金をご支援いただいて、限定数百部という形で本を制作します。趣旨にご賛同いただける方は、下記をお読みのうえ、お振込みいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

1)会の名称:清水金之助の本をつくる会(2010年11月12日設立)

2)活動内容
活字地金彫(活字直彫、種字彫刻)を現代に伝える最後の職人といわれる清水金之助氏の貴重な体験と技術を記録として残し、活版印刷にて本にまとめて刊行します。これを実現するため、「清水金之助の本をつくる会」および刊行基金を設立、活動します。

3)設立の趣旨
詳しくは、こちらの「活動趣旨」をお読みください。
http://kinnosuke.exblog.jp/12252546/

4)刊行基金の目的
●この基金は「『清水金之助の本』刊行基金」とします。
●この基金は『活字地金彫刻師・清水金之助の本(仮題)』の編集、制作、発行、および販売を目的として設立します。
●この基金は、前項の目的達成と、告知・販売に関連する企画活動に使用されます。

5)基金の運営
●基金運営、活動全般は「清水金之助の本をつくる会」が行います。
●本の発行元は「清水金之助の本をつくる会」となります。
●「清水金之助の本をつくる会」の事務局を、下記に置きます。

   株式会社グラフィック社 「デザインのひきだし」編集部内
     清水金之助の本をつくる会事務局(担当:雪)
   〒102-0073 東京都千代田区九段北1-14-17
   TEL.03-3263-4579 FAX.03-5275-3579

※お問い合わせはこちらまで: kinnosuke_kai@excite.co.jp(メール)
※公式ブログ:活字地金彫刻師・清水金之助の本をつくる会 http://kinnosuke.exblog.jp/

●募金の状況、運営、会計は公式ブログにて公開いたします。また、刊行後、最終的な会計報告を行います。

6)募金方法
一口5,000円として寄付を募ります。お一人様何口でも結構です。
●下記口座に郵便振替にてお振込をお願いします。

     口座名:清水金之助の本をつくる会
     口座番号:00140−4−496704

通信欄にお名前、ご住所、電話番号、メールアドレスを忘れずにご記入ください。
●お振込後、お名前、郵便番号、ご住所、電話番号、メールアドレスを、メールにてお知らせいただけますと幸いです。
       →送付先:kinnosuke_kai@excite.co.jp

※恐れ入りますが、振込手数料はご負担ください。
  ATMからお振込みいただくと、手数料が窓口より40円安くなります。
  (例:3万円未満の場合、窓口120円/ATM80円)

【他の金融機関(銀行やネットバンクなど)からのお振込みをご希望される方へ】
●他の金融機関からのお振込みを希望される場合、「他の金融機関から振込希望」と明記のうえ、まず先にお名前、郵便番号、ご住所、電話番号、メールアドレスを、メールにてお送りください。ご連絡先をいただいた後、メールにて振込先口座番号をお送りいたします。 
     →送付先:kinnosuke_kai@excite.co.jp

本の送付先がわからなくなることを防ぐためです。お手数ですが、ご協力ください。
なお、他の金融機関からのお振込みの場合、郵便振替に比べ振込手数料が少し高くなります。ご了承くださいますよう、お願いいたします。(例:3万円未満の場合、窓口630円/ATM、ネットバンキング210円)

一口のご寄付につき、『活字地金彫刻師・清水金之助の本(仮題)』を一冊献呈いたします。
また、寄付をいただいた方のお名前を「協力者」として本の巻末に掲載させていただきます。
(掲載をご希望なさらない方、別名での掲載を希望なさる方は、振込用紙通信欄およびメールに必ずその旨をお書き添えください)
二口以上ご寄付くださった方につきましては、口数×一冊を上限としてご希望冊数をお知らせいただければ幸いです。お知らせのない場合は、口数×一冊とさせていただきます。


7)『活字地金彫刻師・清水金之助の本』の概要
刊行:清水金之助の本をつくる会
発起人/聞き書き:雪 朱里(フリーランスライター・編集者)
編集協力:津田淳子(『デザインのひきだし』編集長)
装丁:名久井直子
写真:池田晶紀(ゆかい
校閲協力:小塚昌彦(タイプデザインディレクター)
応援:佐藤直樹(ASYL)、深沢英次

※2011年春ごろ刊行予定

8)基金についてのお問い合わせ
●お問い合わせ先メールアドレス: kinnosuke_kai@excite.co.jp
 (担当:雪 朱里 @yukiakari

Twitterでも「清水金之助の本」にまつわる情報交換をしています。ハッシュタグは #kinnosuke
※ハッシュタグクラウド→ http://hashtagcloud.net/info/kinnosuke
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# by kinnosuke_kai | 2011-01-27 09:12 | お知らせ

【概要】『活字地金彫刻師・清水金之助の本』(仮題)制作スタッフが決まりました!

11月に「『活字地金彫刻師・清水金之助の本』をつくる会」発足のお知らせをしたまま、長らく更新が滞ってしまい、申し訳ありませんでした。本の制作に協力してくれるスタッフが決まりましたので、改めて概要をご紹介します。

* * * *

『活字地金彫刻師・清水金之助の本』(仮題)は、下記の制作スタッフにより、2011年春頃の刊行を目指し、現在制作中です(ただいま原稿を清水さんにご確認いただいております!)。

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▲ 清水金之助さんの地金彫刻「鶴亀」 (撮影:雪)


【制作スタッフ】
書名:『活字地金彫刻師・清水金之助の本』(仮題)
刊行:『活字地金彫刻師・清水金之助の本』をつくる会
構成・文:雪 朱里(フリーランスライター・編集者)
編集協力:津田淳子(『デザインのひきだし』編集長)
装丁:名久井直子
写真:池田晶紀(ゆかい
応援:佐藤直樹(ASYL)、深沢英次

本には、これまで約4年間にわたり繰り返してきた聞き書きをもとに、清水さんがどのようにして活字地金彫刻師になり、どんなことを考えながら、どのようにお仕事されてきたのかを、年譜とともにまとめます。さらに、金属活字のもととなる種字を彫ってこられた清水さんの本なので、活版で印刷できればと考えています。

→「活字地金彫刻師ってなに?」という方は、こちらの「活動趣旨」をお読みください。

※今回の本は商業出版するものではなく、有志スタッフが発起したプロジェクトです。スタッフが手弁当で集まると同時に「活字地金彫刻師・清水金之助の本」刊行基金を設立し、趣旨にご賛同いただける方、本が欲しいと思ってくださる方にご協力、ご支援をいただいて、限定数百部という形で作りたいと考えています。刊行基金のお知らせは近々できると思いますので、いましばらくお待ちください。お問い合わせなどありましたら、お気軽にメールをいただければ幸いです。

※応援団も募集中!


※お問い合わせ先メールアドレス:kinnosuke_kai@excite.co.jp 
 (担当:雪 朱里 @yukiakari

Twitterでも「清水金之助の本」にまつわる情報交換をしています。ハッシュタグは #kinnosuke
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# by kinnosuke_kai | 2010-12-25 15:19 | お知らせ

【活動趣旨】『活字地金彫刻師・清水金之助の本(仮)』をつくります。

活字地金彫(活字直彫、種字彫刻)とは、活版印刷で使われる活字のもととなる母型(凹型)を作るための、さらにもととなる種字(父型)を、鉛と錫の合金である活字材に原寸・左右逆字でじかに凸刻していく技術のことです。新聞などに使用される大きさのわずか数ミリ四方の小さな活字材に、下書きもなくまたたくまに美しい文字を彫り上げるさまは、まさに神業。人の手がこれほどの仕事をできるのかと驚くばかりですが、昭和30年代(1950年代後半)にベントン母型彫刻機という機械による母型彫刻が普及するまでは、こうした種字職人が活字を生み出していたのです。

清水金之助さんは1922(大正11)年生まれ。14歳の時、種字彫刻の名人・故馬場政吉氏に弟子入りし、戦後独立。東京都大田区に工房を構え、岩田母型(東京都大田区)や芦田母型(同)、関西方面からの注文も受けて、地金彫刻を手がけていました。ベントン母型彫刻機の普及により一度は彫刻刀を置きましたが、2004年、活字研究会の要望に応じて地金彫刻を再開。以降、実演会を多数開催し、その技術を私達に伝えてくれています。現在、地金彫刻を行なうことができる人は、正確な数の把握には至りませんが、全国でもごく数人ではないかと言われています。

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かつて、職人の名前は表に出るものではなく、清水金之助さんのお名前も、歴史に刻まれてはきませんでした。しかし、こうして日本の活字を支えてこられ、いま私達にその技術をじかに見せて伝えてくださる清水さんのこれまでの軌跡を、一冊の本という形に留めたいと思い、今回、この“「活字地金彫刻師・清水金之助の本」をつくる会”を立ち上げました。

本には、清水さんがどのようにして活字直彫師になり、どんなふうに、どんなことを考えながらお仕事されてきたのかを、年譜とともにまとめます。清水さんの人生は、金属活字から写植、デジタルフォント、そして近年になり活版印刷への関心が再び高まってきたという活字史の波そのものです。

清水さんの貴重な体験と技術を記録として残し、本という形にまとめることで、ささやかではありますが、清水さんに御礼ができればと思います。

本に興味をお持ちいただける方、趣旨にご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお力をお貸しいただければ幸いです。今後、このブログにてお知らせや報告をしてまいります。

※今回の本は商業出版ではなく、有志スタッフが発起したプロジェクトです。スタッフが手弁当で集まると同時に「活字地金彫刻師・清水金之助の本」刊行基金を設立し、趣旨にご賛同いただける方、本が欲しいと思ってくださる方にご協力、ご支援をいただいて、限定数百部という形で作りたいと考えています。詳細はまた追ってお知らせします。みなさまのご協力とご支援をよろしくお願いします。


発起人:雪 朱里(フリーランスライター・編集者)
協力:津田淳子(グラフィック社『デザインのひきだし』編集長)

※お問い合わせ先:kinnosuke_kai@excite.co.jp (メール)
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# by kinnosuke_kai | 2010-11-12 09:05 | お知らせ


「活字地金彫刻師・清水金之助の本をつくる会」のお知らせを綴るブログです。
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