活字地金彫刻師・清水金之助の本をつくる会



カテゴリ:お知らせ( 12 )


【概要】『活字地金彫刻師・清水金之助の本』(仮題)制作スタッフが決まりました!

11月に「『活字地金彫刻師・清水金之助の本』をつくる会」発足のお知らせをしたまま、長らく更新が滞ってしまい、申し訳ありませんでした。本の制作に協力してくれるスタッフが決まりましたので、改めて概要をご紹介します。

* * * *

『活字地金彫刻師・清水金之助の本』(仮題)は、下記の制作スタッフにより、2011年春頃の刊行を目指し、現在制作中です(ただいま原稿を清水さんにご確認いただいております!)。

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▲ 清水金之助さんの地金彫刻「鶴亀」 (撮影:雪)


【制作スタッフ】
書名:『活字地金彫刻師・清水金之助の本』(仮題)
刊行:『活字地金彫刻師・清水金之助の本』をつくる会
構成・文:雪 朱里(フリーランスライター・編集者)
編集協力:津田淳子(『デザインのひきだし』編集長)
装丁:名久井直子
写真:池田晶紀(ゆかい
応援:佐藤直樹(ASYL)、深沢英次

本には、これまで約4年間にわたり繰り返してきた聞き書きをもとに、清水さんがどのようにして活字地金彫刻師になり、どんなことを考えながら、どのようにお仕事されてきたのかを、年譜とともにまとめます。さらに、金属活字のもととなる種字を彫ってこられた清水さんの本なので、活版で印刷できればと考えています。

→「活字地金彫刻師ってなに?」という方は、こちらの「活動趣旨」をお読みください。

※今回の本は商業出版するものではなく、有志スタッフが発起したプロジェクトです。スタッフが手弁当で集まると同時に「活字地金彫刻師・清水金之助の本」刊行基金を設立し、趣旨にご賛同いただける方、本が欲しいと思ってくださる方にご協力、ご支援をいただいて、限定数百部という形で作りたいと考えています。刊行基金のお知らせは近々できると思いますので、いましばらくお待ちください。お問い合わせなどありましたら、お気軽にメールをいただければ幸いです。

※応援団も募集中!


※お問い合わせ先メールアドレス:kinnosuke_kai@excite.co.jp 
 (担当:雪 朱里 @yukiakari

Twitterでも「清水金之助の本」にまつわる情報交換をしています。ハッシュタグは #kinnosuke
※ハッシュタグクラウド→ http://hashtagcloud.net/info/kinnosuke
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by kinnosuke_kai | 2010-12-25 15:19 | お知らせ

【活動趣旨】『活字地金彫刻師・清水金之助の本(仮)』をつくります。

活字地金彫(活字直彫、種字彫刻)とは、活版印刷で使われる活字のもととなる母型(凹型)を作るための、さらにもととなる種字(父型)を、鉛と錫の合金である活字材に原寸・左右逆字でじかに凸刻していく技術のことです。新聞などに使用される大きさのわずか数ミリ四方の小さな活字材に、下書きもなくまたたくまに美しい文字を彫り上げるさまは、まさに神業。人の手がこれほどの仕事をできるのかと驚くばかりですが、昭和30年代(1950年代後半)にベントン母型彫刻機という機械による母型彫刻が普及するまでは、こうした種字職人が活字を生み出していたのです。

清水金之助さんは1922(大正11)年生まれ。14歳の時、種字彫刻の名人・故馬場政吉氏に弟子入りし、戦後独立。東京都大田区に工房を構え、岩田母型(東京都大田区)や芦田母型(同)、関西方面からの注文も受けて、地金彫刻を手がけていました。ベントン母型彫刻機の普及により一度は彫刻刀を置きましたが、2004年、活字研究会の要望に応じて地金彫刻を再開。以降、実演会を多数開催し、その技術を私達に伝えてくれています。現在、地金彫刻を行なうことができる人は、正確な数の把握には至りませんが、全国でもごく数人ではないかと言われています。

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かつて、職人の名前は表に出るものではなく、清水金之助さんのお名前も、歴史に刻まれてはきませんでした。しかし、こうして日本の活字を支えてこられ、いま私達にその技術をじかに見せて伝えてくださる清水さんのこれまでの軌跡を、一冊の本という形に留めたいと思い、今回、この“「活字地金彫刻師・清水金之助の本」をつくる会”を立ち上げました。

本には、清水さんがどのようにして活字直彫師になり、どんなふうに、どんなことを考えながらお仕事されてきたのかを、年譜とともにまとめます。清水さんの人生は、金属活字から写植、デジタルフォント、そして近年になり活版印刷への関心が再び高まってきたという活字史の波そのものです。

清水さんの貴重な体験と技術を記録として残し、本という形にまとめることで、ささやかではありますが、清水さんに御礼ができればと思います。

本に興味をお持ちいただける方、趣旨にご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお力をお貸しいただければ幸いです。今後、このブログにてお知らせや報告をしてまいります。

※今回の本は商業出版ではなく、有志スタッフが発起したプロジェクトです。スタッフが手弁当で集まると同時に「活字地金彫刻師・清水金之助の本」刊行基金を設立し、趣旨にご賛同いただける方、本が欲しいと思ってくださる方にご協力、ご支援をいただいて、限定数百部という形で作りたいと考えています。詳細はまた追ってお知らせします。みなさまのご協力とご支援をよろしくお願いします。


発起人:雪 朱里(フリーランスライター・編集者)
協力:津田淳子(グラフィック社『デザインのひきだし』編集長)

※お問い合わせ先:kinnosuke_kai@excite.co.jp (メール)
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by kinnosuke_kai | 2010-11-12 09:05 | お知らせ


「活字地金彫刻師・清水金之助の本をつくる会」のお知らせを綴るブログです。
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